花束とメロディを君に。
「有名だよ。小学生の頃から、コンクールで入賞してる子が来たって噂されてたのに管弦楽部入ってないって。」
「先輩たちがっかりしてたもん。ま、友ちゃんも蓮ちゃんもりっちゃんもいるからカバーできてるけどね。」
私が噂されてた?
確かに、コンクールの入賞歴はあるけど有名になるほどじゃないような
「花ちゃん部活は?」
「入ってないよ。」
「じゃあ、今日なんで来たんだよ。」
「あ!!!」
「お!?」
なぜか、花理と一緒に恭介も驚き、、
「おい七瀬」
「はいー。」
ドアから恐ろしい顔でこちらを睨んでくる先生の姿が。
「補習忘れて何をやってる。」
「ごめんなさい。今行きます、、」