王子様とのバレンタイン






「今から?一人で?」






少し心配した顔で聞いてきたから明るくうなずいておいた





そしたら下へ降りて行ったから私も掃除するかーと思って






荷物を置いて道具入れに行こうとすると






白鳥君がさっきの位置に掃除用具を持った状態で立っている







「どうしたの」って聞くと







一人は大変だから俺も手伝うよ、そう笑顔で言ってくれた






その笑顔に目が離せなくて、ドキドキして



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