運命の恋を、君と…
「え………
今、なん…て…?」

「蓮花」

「え?/////」

「蓮花が一番、大事」

「………何、それ…/////」

「ん?
言っとくが、本心だから!
冬澤 俊英、嘘つかねぇから!」

「………」
どうしていつも俊英は、欲しい時に欲しい言葉をくれるの?

幸せすぎて、どうにかなりそうだ。

「だから、お前も責任持てよ」

「え?」

「だって、今までの俺ならあり得ねぇんだぞ?
一つのこと……しかも、女が一番大事だなんてさ。
だから、蓮花もよそ見すんなよ?
俺をこんなに惚れさせたんだから、俺だけを見てろよ!」

「うん、ありがとう!」


マンションに帰りつき、寝室に向かった二人。
口唇が重なっていた。

「…………ん…ほんと蓮花の口唇、ヤバい…/////」
「え……」

一度離し、蓮花の口唇をなぞる俊英。
「なんか、ずっと口唇くっつけてたい/////」

「………いいよ」

「え?」

「私も、もっとくっつけてたい/////」

恥ずかしそうに言った蓮花に少し驚きを見せ、嬉しそうに笑って「じゃあ、遠慮なく…!」と言って、何度もキスを繰り返した。

そのままベッドになだれ込むように横になって、キスしながら蓮花の服を脱がす。

そして、蓮花の身体にキスを落とす。
時折強く吸いつくと、蓮花がピクンと反応した。
「んんっ…」

「蓮花…可愛い……」
そう言って、俊英も服を脱ごうとする。

「あ…待って……」
蓮花が手を伸ばし、俊英の手を握る。

「ん?どうした?怖い?」
蓮花の手に指を絡めて握り直し、顔を覗き込む。

「ううん。違うの。
私も、俊英の服脱がせたい……!」
ゆっくり起き上がって言った、蓮花。
俊英は、嬉しそうに微笑んだ。

「俊英、万歳して?」
「ん!万歳ー」
「フフ…可愛い、俊英!」

「可愛いか?俺」
「うん、可愛い!」

「━━━━━可愛いのは、蓮花!」


ベッドのスプリングが軋む音が響く、寝室。
「蓮花…大丈夫?
辛くない?」

「うん、幸せ……/////」

「フフ…俺も!
……………蓮花、そのまま俺の首に掴まって?」
組み敷いている蓮花の腕を取って、自身の首に回させた俊英。

「起こすぞ、蓮花」
そう言って背中を支え、繋がったままの蓮花を起こし自身の膝の上に跨がらせた。

「んぁぁ………!」
すると蓮花がぶるっと震え、俊英に抱きついてきた。
「もしかして、イッた?(笑)」

「……/////」
「ヤバ…/////可愛んだけど!(笑)」

「や…/////だめ…動かないで……」
「ん?また、イキそうなの?
これ以上、俺を夢中にすんなよ……!
…………もう少し、我慢して?
一緒にイこ?
蓮花…好き……大好きだよ………!」


そして二人の、激甘な同棲生活が始まった。
< 14 / 61 >

この作品をシェア

pagetop