運命の恋を、君と…
店につき、注文する。
料理が来て、食べ始める。

「んー、美味しい!」
「ん!結構、いける!旨っ!」

「俊英の、辛そう……」

「あぁ。激辛にしたし。
味見してみる?」

「じゃあ……一口…」

「ん!あーん!」

「え?」

「は?」

「自分で……」

「は?はよ食え!
あーん!!」

「……//////
あーんんっ…」

「どう?」

「んーーー!!?」
あまりの辛さに、慌てたようにグラスに入った水を一気飲みする。

「俺のも飲む?」
こくこくと頷いて、俊英のグラスも一気飲みする蓮花。

「ぷはー
何、これ……!!」
グラスをテーブルに起き、眉間にシワを寄せた。

「そんな辛い?」

「辛いよ!」

「そうか?
この、舌にビリッとくるのがいいんだよなぁ」
抗議するように言う蓮花に、俊英はケロッとして言った。

「どんな舌なの?(笑)」
そんな俊英に、苦笑いをするのだった。



「━━━あー、食った食った!」
「うん、美味しかったね!
今のお店、無添加らしいよ!」

「へぇー!」

(お母さんにも、食べさせたかったなぁ)

「……………お袋さんにも、食べさせたかったな!」

「え?」
見上げると、俊英が微笑んでいた。

「ん?」
「ううん!
私も、同じこと思ったから!」

「フフ…
蓮花なら、そう思うだろうなと思った!」

「うん!
ほんと、俊英に再会できて良かった!」

「ん?」

「お母さんのことも、今みたいに考えてくれるから!
そうゆう人に出逢えて、良かったなって!」

本当、俊英は申し分ない人だ。
頭が良くて、カッコ良くて、思いやりもあるし。

蓮花は、微笑んでいる俊英を見ながらそんなことを考えていた。


マンションに帰り着き━━━━カーテンを取りつけている俊英。

「俊英、つけれた?」
「ん!もうすぐ……あれ?なんか、おかしいぞ」

「ん?
んんっ?
俊英、そこ飛ばしてるみたいだよ」

「え?」
「ほら、三番目のカーテンレールのとこ」

「あー!マジか……
三番目って、ほぼ最初からじゃん……
あーもー嫌!
休憩!」

「フフ…
じゃあ、コーヒー淹れたから飲んでて?
私が、つけるから!」

「え?
いいから、一緒にお茶しようぜ!
ほら、ここ!」

隣をポンポンと叩いて促した。
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