運命の恋を、君と…
蓮花も一度駅に戻り、タクシーに乗りマンションに帰った。
エントランスに入り郵便受けを覗いていると、中から配達員が駆けてきた。
「あれ?」
背後で配達員の声がする。
振り返ると、顔見知りの男性が立っていた。
「ん?
━━━━━あ!配達員さん!?」
「どうも!
ここに住んでるんですか?」
「はい」
「へぇー!」
「配達ですか?
………って、当たり前か!(笑)」
「はい。でも、不在で……」
「そうなんですね…
大変ですよね…」
「あ、あの!
もしかして、この荷物……」
配達員が、荷物を見せてくる。
確かに、自分宛ての荷物だった。
「はっ!?私だ!
すみません!!
ここで、受け取ります!」
「良かったぁー
郵便受けの部屋番見て、もしかしたらって……」
「ありがとうございました!」
「いえ!良かったです。タイミングが良くて。
あ、あと!お茶も、ありがとうございました!」
「あ、はい!」
荷物を持ってエレベーターに乗る。
その姿を、配達員がずっと見つめていた。
帰り着いて、俊英にメッセージを入れる。
するとすぐに【こっちも、今寝かせたとこ。今から実家出る】と返事が返ってきた。
“OK”のスタンプを送り、俊英からプレゼントされた指輪を見つめる。
「フフ…」
顔がにやける。
「私もなんか、お返ししたいな……!」
スマホを操作し、俊英へのプレゼントを探す。
夢中でネットを見ていると、俊英が帰ってきた。
「蓮花~
ただいま~」
「………」
ソファに座り、スマホに見入っている蓮花。
俊英が帰ってきたことに、気づいていない。
「蓮花!」
「へ!?あ!俊英!?おかえり!」
「何してんの?」
隣に座り、スマホを覗き込む。
「べ、別に?」
慌てて画面を切り、テーブルにスマホを置いた。
「は?
教えろよ!」
「内緒!」
「はぁ!?なんで!?
襲うぞ、こら」
「そんな怒ることないでしょ!
お風呂沸かしてくるね!」
立ち上がり、風呂場に向かう蓮花。
残された俊英は、テーブルの上の蓮花のスマホを取った。
「……………
……あー、ダメダメ!
スマホ勝手にいじるとか、あり得ねぇ!」
首を横に振り、元に戻した。
エントランスに入り郵便受けを覗いていると、中から配達員が駆けてきた。
「あれ?」
背後で配達員の声がする。
振り返ると、顔見知りの男性が立っていた。
「ん?
━━━━━あ!配達員さん!?」
「どうも!
ここに住んでるんですか?」
「はい」
「へぇー!」
「配達ですか?
………って、当たり前か!(笑)」
「はい。でも、不在で……」
「そうなんですね…
大変ですよね…」
「あ、あの!
もしかして、この荷物……」
配達員が、荷物を見せてくる。
確かに、自分宛ての荷物だった。
「はっ!?私だ!
すみません!!
ここで、受け取ります!」
「良かったぁー
郵便受けの部屋番見て、もしかしたらって……」
「ありがとうございました!」
「いえ!良かったです。タイミングが良くて。
あ、あと!お茶も、ありがとうございました!」
「あ、はい!」
荷物を持ってエレベーターに乗る。
その姿を、配達員がずっと見つめていた。
帰り着いて、俊英にメッセージを入れる。
するとすぐに【こっちも、今寝かせたとこ。今から実家出る】と返事が返ってきた。
“OK”のスタンプを送り、俊英からプレゼントされた指輪を見つめる。
「フフ…」
顔がにやける。
「私もなんか、お返ししたいな……!」
スマホを操作し、俊英へのプレゼントを探す。
夢中でネットを見ていると、俊英が帰ってきた。
「蓮花~
ただいま~」
「………」
ソファに座り、スマホに見入っている蓮花。
俊英が帰ってきたことに、気づいていない。
「蓮花!」
「へ!?あ!俊英!?おかえり!」
「何してんの?」
隣に座り、スマホを覗き込む。
「べ、別に?」
慌てて画面を切り、テーブルにスマホを置いた。
「は?
教えろよ!」
「内緒!」
「はぁ!?なんで!?
襲うぞ、こら」
「そんな怒ることないでしょ!
お風呂沸かしてくるね!」
立ち上がり、風呂場に向かう蓮花。
残された俊英は、テーブルの上の蓮花のスマホを取った。
「……………
……あー、ダメダメ!
スマホ勝手にいじるとか、あり得ねぇ!」
首を横に振り、元に戻した。