運命の恋を、君と…
一方の蓮花は、御子に食事に誘われていた。
「あ!ねぇ!
バラ部のみんな誘って、みんなで食事しない?」
「え?構わないけど……
てか、バラ部…久しぶりに聞いた(笑)」
「フフ…
俊英くんには聞かせられないもんね(笑)」
「た、確かに……(笑)」
二人はクスクス笑い合う。
バラ部とは━━━━蓮花と御子の通っていた大学で蓮花と御子が在学していた四年間だけ存在した、幻のサークル。
どんなサークルか。
簡単に言うと、蓮花のファンクラブだ。
リーダーは御子。
活動内容は、活動と言えるものはなく、蓮花と食事をしたり遊んだりするだけ。
それでも、かなりの数の所属人数がいた。
御子が作り、みんな気軽に交流を深めようと言うのが目的だ。
ほとんどの学生は、その日の気分で来ていた中。
熱心に出席していたのが、男女含めて五人いた。
その五人と御子は今でも交流があり、よく食事に行っていた。
(蓮花は、母親の看病のためほとんど行けずにいた)
「連絡してみるね!」
「うん!」
「………あ!バラ部ってなると、閃も呼ぶことになるけど……」
「うん、大丈夫!」
仕事終わり。
駅に集まった7人。
「みんな来てくれたの?」
「当たり前!」
「蓮花に会えるんだもん!
何がなんでも、来るわよ!」
「蓮花、久しぶりだな!」
「つか、やっぱ美人…////」
「変わんないなぁー////」
友人達が、微笑み声を揃えて言った。
「連絡したら、みんな声を揃えて“行く!”って!(笑)
ウケた(笑)」
御子も笑っている。
「あれ?閃は?」
「そうね。
ちょっと連絡━━━━━」
「━━━━遅くなってごめんね!
蓮花、久しぶり!!」
ちょうど御子が連絡しようとしていると、蓮花の大学の時の恋人・閃が微笑み立っていた。
「久しぶり!
元気そう!」
「うん。蓮花も!」
「熱いんだけどー?(笑)」
微笑み合っている蓮花と閃を見て、御子がからかうように言った。
「あ、ごめん、ごめん(笑)
蓮花。お母さんは?
元気してる?」
「あ…今年に入って亡くなったの」
「そう…か……
じゃあ、大変だったんだね…」
「……………
フフ…」
「ん?なんで、笑うの?」
「やっぱ、優しいなって!
まず何よりも、お母さんの心配してくれるとこ」
蓮花は微笑み、閃を見上げた。
「あ!ねぇ!
バラ部のみんな誘って、みんなで食事しない?」
「え?構わないけど……
てか、バラ部…久しぶりに聞いた(笑)」
「フフ…
俊英くんには聞かせられないもんね(笑)」
「た、確かに……(笑)」
二人はクスクス笑い合う。
バラ部とは━━━━蓮花と御子の通っていた大学で蓮花と御子が在学していた四年間だけ存在した、幻のサークル。
どんなサークルか。
簡単に言うと、蓮花のファンクラブだ。
リーダーは御子。
活動内容は、活動と言えるものはなく、蓮花と食事をしたり遊んだりするだけ。
それでも、かなりの数の所属人数がいた。
御子が作り、みんな気軽に交流を深めようと言うのが目的だ。
ほとんどの学生は、その日の気分で来ていた中。
熱心に出席していたのが、男女含めて五人いた。
その五人と御子は今でも交流があり、よく食事に行っていた。
(蓮花は、母親の看病のためほとんど行けずにいた)
「連絡してみるね!」
「うん!」
「………あ!バラ部ってなると、閃も呼ぶことになるけど……」
「うん、大丈夫!」
仕事終わり。
駅に集まった7人。
「みんな来てくれたの?」
「当たり前!」
「蓮花に会えるんだもん!
何がなんでも、来るわよ!」
「蓮花、久しぶりだな!」
「つか、やっぱ美人…////」
「変わんないなぁー////」
友人達が、微笑み声を揃えて言った。
「連絡したら、みんな声を揃えて“行く!”って!(笑)
ウケた(笑)」
御子も笑っている。
「あれ?閃は?」
「そうね。
ちょっと連絡━━━━━」
「━━━━遅くなってごめんね!
蓮花、久しぶり!!」
ちょうど御子が連絡しようとしていると、蓮花の大学の時の恋人・閃が微笑み立っていた。
「久しぶり!
元気そう!」
「うん。蓮花も!」
「熱いんだけどー?(笑)」
微笑み合っている蓮花と閃を見て、御子がからかうように言った。
「あ、ごめん、ごめん(笑)
蓮花。お母さんは?
元気してる?」
「あ…今年に入って亡くなったの」
「そう…か……
じゃあ、大変だったんだね…」
「……………
フフ…」
「ん?なんで、笑うの?」
「やっぱ、優しいなって!
まず何よりも、お母さんの心配してくれるとこ」
蓮花は微笑み、閃を見上げた。