運命の恋を、君と…
「━━━━━━俺からもいい?」

「え?」

「俺は、これから先もずっと……
蓮花を守り、幸せにできる自信がある。
俺は、ずっとお袋さんのために生きてきた蓮花のために生きていきたい。
━━━━━水原 蓮花さん。
俺と、結婚してください!!」

「俊英…
━━━━━はい!喜んで!!」

「蓮花、俺も!
はい!こちらこそ、よろしく!!」

「フフ…」
「フフフ…」

俊英と蓮花は顔を見合わせ、微笑んだ。

蓮花の左手の薬指のペアリングに並んで、結婚指輪がはめられた。

そして俊英の左耳には、蓮花が今送ったピアスがついた。



ホテルの部屋に移動し━━━━━

ベッドのヘッドボードに寄りかかった俊英に跨がっている、蓮花。

「なんで、ピアスなんだ?」
蓮花に啄むキスを繰り返しながら、問いかけた。

「指輪は、一緒に選びたいなって思ったから。
それに、俊英に似合うって思ったの」

「そっか!
…………でもまさか、蓮花がプロポーズしてくるなんて思いもしなかった!」

「フフ…」

「マジで、夢かと思った(笑)」

「フフフ…」
蓮花は、クスクス笑っている。

「嬉しかった……!」

「ほんと?」

「当たり前だろ!
ただ、あまりにもビックリしたってだけ!」

「良かった…」
心底嬉しそうに微笑む蓮花。
俊英は、 蓮花の口唇を奪うように重ねた。

「んんっ…」

「これからどうしようか?」
口唇を離し、なぞりながら言う。

「え?」

「蓮花はどうしたい?」

「え、えーと…/////」

「ここで考えてること、言って?」
そして、蓮花の頭をポンポンと撫でた。

「………たい…/////」

「ん?聞こえねぇよ?」

「抱かれ…たい…です…/////」

「フッ…よく言えました!」

そう言って俊英は、蓮花にキスをした。


━━━━━━━抱き合いながら、蓮花は涙が溢れていた。

「蓮花?どうした?辛い?」
優しく蓮花の目元を拭いながら言う、俊英。

「ううん。
幸せで……!」
「そっか!
俺も、幸せ!」

「俊英」

「ん?」

「ありがとう!」

「ん?何が?」

「私のこと、好きになってくれてありがとう!」

「………」
俊英が、蓮花の背中を支え起こした。

「んん!?
だから、この体勢はダメだって!/////」

「いいよ。何度もイって?
それよりも、それ…俺のセリフだから!
なんで蓮花は、先に言うの?(笑)
……………蓮花、ありがと!
俺を好きになってくれて。
俺を選んでくれて。
これからも、よろしくな!」

俊英と蓮花は、素敵なクリスマスを過ごした。
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