運命の恋を、君と…

｢ん…ふぁ…｣
キスが、次第に深くなる。

｢蓮花の口唇…こんな柔らかかったっけ？｣
一度離して、親指で口唇をなぞりながら言った俊英。

｢んん…｣

｢クセになる…｣
そしてまた啄むようにキスを繰り返し、深くなっていく。

｢んぁ…わた、し…も…｣

｢フッ…蓮花、興奮してきた？｣

｢ん…ぁ…｣

｢俺も…！
蓮花、俺の首に手を回して？｣

｢ん…｣

｢ん。で、絶対、俺を離すなよ？｣

｢え？｣

｢ほら、ん！キス！しよ？｣
口でキスをせがまれ、顔を近づけると食らいつくように口唇が重なった。

そして俊英は、そのまま蓮花を抱えて立ち上がった。

｢ん！？｣
突然のことにびっくりして、思わず口唇を離してしまう。

｢ん！蓮花、離すなよ！
ほら、キス！｣
またせがまれ、顔を近づけると食らいつかれた。

ゆっくり俊英が動いて、寝室に移動する。

そしてベッドに下ろされた。
向かい合って座り、俊英が足で挟むように蓮花を閉じ込めた。
｢服、脱がすよ？｣
｢ん…｣

俊英の手が、ボタンにかかるだけで身体が震えていた。

｢ん？蓮花、怖い？｣
｢ううん…緊張、してきただけ/////｣

｢そっか。
じゃあ…キス、 またしよ？
俺とのキスに集中して？｣
キスをしながら、少しずつ服が脱がされていく。

パサッ…パサッ…と、二人の服がベッドの下に落ちていく。

裸になって、蓮花が腕で自身を抱き締めるように身体を隠す。
｢ダメ、見せろよ……！｣

俊英が蓮花の両手を取って開く。

｢………/////｣

｢綺麗だな…/////｣

｢………/////｣
恥ずかしくて、ギュッと目を瞑る蓮花に俊英は優しく言った。

｢蓮花、大丈夫だから。
安心して、俺に身体を委ねて？｣

恐る恐る目を開けると、俊英が微笑んでいた。
蓮花もゆっくり頷いて微笑んだ。

あとは、身を任せるだけ。

自然に口唇が重なって、身体中に俊英の口唇が落ちていく。


｢蓮花…手ぇ…繋ご？｣
｢ん…｣

｢大丈夫だからな……！｣

｢………｣
不安そうに揺れる、蓮花の瞳。
握っている手にも力が入ったのがわかる。

｢怖い？｣

｢ううん…
ほんと、緊張してるだけ/////｣

｢やめとく？｣

｢ううん…やめない｣

｢いいの？｣

｢やめ…たくない…/////｣

顔を赤くして見上げる蓮花に、俊英は身体が反応するのがわかった。
｢……っ…/////｣
(それ…反則だろ……/////
ヤバ…////可愛すぎ/////)


｢俺も！
やめたくねぇ……！
━━━━━━━いれるよ？｣

｢ん…
━━━━━んんっ…！！｣

｢………んん…ぁ…
蓮花…力抜いて？
ほら、深呼吸…
俺と一緒に……スー…ハァーって……
俺の目ぇ…見て？
そう…スー…ハァー……｣

俊英が、ゆっくり蓮花の頭を撫でる。
見つめ合って、一緒に深呼吸する。

｢…………ん…全部…入っ…た…
……………大丈夫？痛くない？｣

｢大…丈夫……痛くないよ…｣

｢蓮花…好き……｣

俊英は最後まで蓮花に気を遣いながら、まるで慈しむように抱いたのだった。