運命の恋を、君と…
盛大に、穏やかに過ぎていく━━━━━
式が終わり、俊英と蓮花はホテルの部屋にいた。
窓際に立って、俊英に後ろから抱き締められながら外の景色を見ている蓮花。
「綺麗…/////」
「だな!」
「私ね。
思ったんだけど……」
「ん?」
「高校の卒業式の日に別れたでしょ?私達」
「うん」
「あの時別れずに続いてたら、今頃どうなってたのかな?って」
「あー、どうだろ?」
「結婚したかな?
それとも、今頃離ればなれかな?」
「━━━━━それでも俺は、蓮花を手に入れてた気がする!」
はっきり言い切る、俊英。
蓮花は振り返り、俊英を見上げた。
「そう?」
「ずっと、蓮花のこと忘れられなかったから」
「俊英…」
「どんなに離れてても、俺はきっと想い続けてた気がするんだ」
「フフ…なんか、嬉しい!」
「俺達は“運命の相手同士”だからな!」
「………」
「………」
「………え?退いた?」
「フッ…フフ…なんか、俊英らしくない発言(笑)
俊英は“運命”とか、信じてないと思ってた」
「ま、まぁな(笑)
寺北に言われたんだ。
俺と蓮花は、運命の相手同士だって!」
「閃が?」
「あぁ。
それ言われた時………“あーそうかも!”って思えた。
いや……“そうだったらいいな”って思ったんだ!」
「そっか!
フフ…“運命”か!
素敵ね!」
「━━━━蓮花」
「ん?」
俊英の顔が近づいて、自然と蓮花は目を瞑った。
二人の口唇が重なって、深くなる。
「蓮花…好きだよ……!」
「俊英…私も、大好き!」
「これからも、二人で愛を育んでこうな!」
「フフ…
うん!喜んで!」
これは、運命に導かれたように再会した俊英と蓮花の物語。
終
式が終わり、俊英と蓮花はホテルの部屋にいた。
窓際に立って、俊英に後ろから抱き締められながら外の景色を見ている蓮花。
「綺麗…/////」
「だな!」
「私ね。
思ったんだけど……」
「ん?」
「高校の卒業式の日に別れたでしょ?私達」
「うん」
「あの時別れずに続いてたら、今頃どうなってたのかな?って」
「あー、どうだろ?」
「結婚したかな?
それとも、今頃離ればなれかな?」
「━━━━━それでも俺は、蓮花を手に入れてた気がする!」
はっきり言い切る、俊英。
蓮花は振り返り、俊英を見上げた。
「そう?」
「ずっと、蓮花のこと忘れられなかったから」
「俊英…」
「どんなに離れてても、俺はきっと想い続けてた気がするんだ」
「フフ…なんか、嬉しい!」
「俺達は“運命の相手同士”だからな!」
「………」
「………」
「………え?退いた?」
「フッ…フフ…なんか、俊英らしくない発言(笑)
俊英は“運命”とか、信じてないと思ってた」
「ま、まぁな(笑)
寺北に言われたんだ。
俺と蓮花は、運命の相手同士だって!」
「閃が?」
「あぁ。
それ言われた時………“あーそうかも!”って思えた。
いや……“そうだったらいいな”って思ったんだ!」
「そっか!
フフ…“運命”か!
素敵ね!」
「━━━━蓮花」
「ん?」
俊英の顔が近づいて、自然と蓮花は目を瞑った。
二人の口唇が重なって、深くなる。
「蓮花…好きだよ……!」
「俊英…私も、大好き!」
「これからも、二人で愛を育んでこうな!」
「フフ…
うん!喜んで!」
これは、運命に導かれたように再会した俊英と蓮花の物語。
終