親愛なる魔王の君へ~転生したので、魔王の側近になります!~
「……僕が?もしかして、あれを使うの?」
「うん。一時的とはいえ、呪いを解くことが出来るじゃん。その間に、何とかすれば……その何とかは後で考えるとして、間違いなくティムの力が必要なんだ」
僕とアーサーとティムで話してると、レオンさんに「ルーチェくん、勝手に話を進めないでよ……」と言われて、僕は「ごめんなさい……」と話すのを止めた。
「……そういや、皆に話してなかったですね。これのこと」
ティムはそう言いながら、いつも持ち歩いてるカバンから解呪の笛を取り出して皆に見せる。
そして、ティムは解呪の笛の効果や、これをもらうことになった経緯を話した。
「……呪いを解く笛……それがあれば、ビオラくんと戦うことは避けられそうだ。ティムくんが協力してくれるなら、になるけど……」
「協力しますよ!皆は、僕らを助けてくれました。僕は、そんな皆さんの役に立ちたいんです!」
その言葉を聞いて、アーサーは「俺も協力します」と頷く。
「なぁ、俺らも協力していいか?俺とエリカは、戦闘経験はない……けど、出来ることをやりたいんだ」
「もちろん。協力者は、多い方が助かる……でも、そうだな……ルシフェルさんの居場所を見つけないことには、何も始まらないんだよね」
「うん。一時的とはいえ、呪いを解くことが出来るじゃん。その間に、何とかすれば……その何とかは後で考えるとして、間違いなくティムの力が必要なんだ」
僕とアーサーとティムで話してると、レオンさんに「ルーチェくん、勝手に話を進めないでよ……」と言われて、僕は「ごめんなさい……」と話すのを止めた。
「……そういや、皆に話してなかったですね。これのこと」
ティムはそう言いながら、いつも持ち歩いてるカバンから解呪の笛を取り出して皆に見せる。
そして、ティムは解呪の笛の効果や、これをもらうことになった経緯を話した。
「……呪いを解く笛……それがあれば、ビオラくんと戦うことは避けられそうだ。ティムくんが協力してくれるなら、になるけど……」
「協力しますよ!皆は、僕らを助けてくれました。僕は、そんな皆さんの役に立ちたいんです!」
その言葉を聞いて、アーサーは「俺も協力します」と頷く。
「なぁ、俺らも協力していいか?俺とエリカは、戦闘経験はない……けど、出来ることをやりたいんだ」
「もちろん。協力者は、多い方が助かる……でも、そうだな……ルシフェルさんの居場所を見つけないことには、何も始まらないんだよね」