溺愛ヴァンプはピュアな彼女を本能よりも愛し抜きたい。
マオちゃんはコンビニで食べ物、子どもでも飲めるパックのジュース、それから子ども用の下着とお洋服まで持ってきてくれました!
「も、申し訳ありません…!後でお金払いますぅ…!!」
「気にしなくていいって。服と下着はマオのママに頼んで持ってきてもらったやつだから」
「ひええ…!それこそ申し訳ないです!」
「猫の足ならあっという間だったよ」
ニコッと笑ってピースするマオちゃん。
本当にマオちゃんがいてくれてよかったです。
とにかくお洋服に着替えてみました。
サイズはピッタリです。
「やば〜〜!!改めてだけど、小宵かわいすぎ〜!!天使じゃん!!」
「あ、ありがとうございます」
「やっぱりこんなにかわいい小宵を一人にしておけないよ〜!!」
「でもマオちゃん、授業が……」
「そんなの知らない!」
「だ、ダメです〜!!」
マオちゃんを何とか説得して、残りの授業には出てもらうようにお願いしました。
とりあえず手が届きそうにないところには台を置いてもらいましたし、この部屋から出ることはないと思うので、大人しくお留守番しています。
マオちゃんは不満そうでしたが、一応納得していただけました。
「これ以上マオちゃんに迷惑かけるわけにはいきませんからね……」