校内一のモテ男子は、放課後限定私専属カウンセラー

「それに、日比野さんは可愛いし、努力家だし、最高だよね」


ああ、もう詐欺師でもいいや。

私はそっと水島くんを抱きしめ返してしまった。


暫くして水島くんが私を解放してくれる。


「ねぇ日比野さん。明日もお話聞こうか?」

「いや、それは無理です・・・だって、お代いるんでしょ?」

「今、結構乗り気だったよね」

「そ、それは・・・」
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