校内一のモテ男子は、放課後限定私専属カウンセラー
「日比野さんの膝じゃなかったら、俺、ぐっすり眠れないよ」

「絶対嘘じゃん!」

水島くんがくすくすと楽しそうに笑っている。

「ねぇ水島くん。等価交換はだめなの?私の話を聞いてくれる代わりに、私も水島くんの話を聞くよ」

「日比野さんはそれで満足なの?」

「へ?」

「俺は、日比野さんと話すのも楽しいけど、もっと日比野さんと仲良くなりたい」

「えっと・・・」


「日比野さんが目の前にいて、キス出来ないなんて耐えられないってこと」


水島くんが私を壁まで追い詰める。
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