校内一のモテ男子は、放課後限定私専属カウンセラー
「日比野さん、それって・・・」


私は恥ずかしくて、顔を俯いてしまう。

でも、水島くんに伝えたいことがあるんだ。


「私専属カウンセラーさん。もう、私もただのカウンセラーじゃ足りない」

「・・・これで、伝わった?」


私は、そっと顔を上げた。

水島くんは頬を赤らめながら、少し涙ぐんでいた。
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