校内一のモテ男子は、放課後限定私専属カウンセラー
やばい、水島くんは本物の王子様かもしれない。

私は感動していた、二秒後まで。


「でも、悩み相談もタダじゃないよね。お代貰っていい?」


「へ?」


「お代、欲しいなって」

「いや、私お金そんなに持ってな・・・ていうか、お金取るの!?」

「やだな、お金なんていらないよ」

「そ、そうだよね・・・良かった・・・」

私が安堵していると水島くんが私に顔を近づけた。
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