愛する故に俺は戦う〜番外編〜



「犯人は貴女ですね…
ジェミニ先生」



「なに言ってんだよルイナ」



「どうしてそう思うの?」



「貴女喧嘩の経験者だと述べていたわ」



「でもそれだけじゃあ…」



「そう…魔法が使えるのは貴族か或は天性の持ち主…先生は魔法が使えて当たり前…まして…あたしの魔法を受けれるのは貴女しかいないわ!!」



「ルイナ…それは…」



「まだ分からない?
あたし達が来た時に目の前にいたのは誰!!
逃亡していても時間は足りなかった筈よ!!」



「そこまでバレたらおしまいね」



「まさか本当に?」



「ええそうよ
よく分かったわね…」



「推理よ…」



「でも本は返さない」



「なぜ!!」



「あの方の命でも有るからよ」



「あの方…」



「さよなら…康大くん…」



「なっ!!」



「やらせるかぁぁぁぁ!!」



「あんた達!!」



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