愛する故に俺は戦う〜番外編〜
「ふふっ…」
「貴女はいったい…」
「貴女達…ジェミニの名について疑問も感じないのね…かわいい子…すぐに殺してあげるわ!!」
「ジェミニ…双子座…」
「どういう事だよルイナ」
動揺する俺
「そうか…貴女裏だな」
「いったいなんの事よ」
「結論から言うと…二重人格って奴ね」
「ええっ!?」
驚く俺とライナ
「ついさっき…先生は撃たれたんだ」
「そんな事くらい知ってるわよ」
「あの時…俺達が知っている先生が死んで…目の前にいる先生が別の人格だ…」
冷静に説明するイツキ
「ジェミニとは双子座…今の先生とあたし達が知っている先生は双子なのよ」
「あら…そこまで分かったのね…さぁ死んでもらうわよ
我が血の盟約に従えよ…『ジェミニ・スパーク!!』」
呪文を発した瞬間…
「きゃあ!!」
突然ライナが叫けんだ
「どうした!!」
「……イツキ……怖い…」
「なんだよ!!」
「来る!!」
ドガァンッ
いきなり雷が落ちた
「なっ…先生は『地』では…」
「ライナ大丈夫か!!」
「いや……」
「先生!!」
「まぁ…ライナは感じても仕方ないわね…雷はライナの属性だもの」
「第二波…来るわ!!」
ドンッ!!
「きゃあああ!!」
「ライナ!!」
「彼のものを戒め…『ルイナ・ファザード』!!」
パンッ
ルイナの魔法が跳ね返された