欲求不満な旅人達(2nd)

経験不足

遺跡の調査のお手伝いに来たのが双子とエルフ、鬼のユニットだった。

ダグラス「知り合い？」

アリシア「以前ユニットに入れてもらえるか相談しただけ」

ダグラス「なら」

アリシア「顔を見たことがある程度の関係」

ダグラス「なるほど」

４人に挨拶をする

エルフと鬼の２人を物珍しい物を見る目でみてしまう

エテルリッツァとジョセフは慣れているからと先にフォローしてくれた

双子はきれいな顔をしている、彫が深くて整った顔というか

オリバーとクロードと合流する

１０人で遺跡の調査に出かける

オリバーとクロードは見かけによらず慎重に行動する

２人の後をエルフと鬼

その後を双子

それに続いて自分のユニットの４人が続く

地下に降りると異臭が漂っていた

エテルリッツァが魔法で光をともす光の精霊魔法らいしい

進むとモンスターの影が見えた

スケルトン？いくつかの骨が人の原型を維持できずに連なっている

ジョセフが魔法を唱える

砂や石が集まって人の形をつくる

その人形が骨を粉砕する

これも精霊魔法だろうか、たしかゴーレムがこんな感じだった気がする

アンデッドのコアになる部分を破壊したのか骨の動きが止まる

クロード「その魔法、便利だな」

ジョセフ「精霊と仲良くできるなら使えると思う」

クロード「なるほど、紹介してくれ」

ジョセフ「きいておくよ」

オリバー「アンデッドのモンスターがいるくらいなら奥に何かあるかも」

クロエ「お宝～♪高く売れるといいね～」

グレッグ「ここのは全部回収されるよ」

クロエ「え・・・つまんないな・・・」

ほんとうにつまらなそうだ

奥に進むと鍵のかかった扉があった

エルフがカギを開けたというか壊す

イメージと違う

扉を開けると倉庫になっていて本と武器がいくつか並んでいた

文字が読めないから一部持ち出すことにする

武器は金属だろうか不思議な色の剣と槍、斧がある・・・試作品かもしれない

他にも透明な石で出来たナイフが何本か並んでいた

武器というよりは飾りのような気がする

アンジェラ「何に使われていたかわからないから、あまり触らないほうがいいかも」

ダグラス「それは・・・」

アンジェラ「儀式とかでイケニエとかお供え物に使っていた可能性も・・・」

グレッグ「なるほど、最小限の物だけもって戻ろう」

ダグラス「あとは機関の収集屋に任せた方がよさそうですね」

オリバー「まだ奥に下に降りる階段があるみたいだが・・・」

クロード「このメンバーでと装備だと・・・難しいだろうな」

たしかにお互いの能力と装備がわからないから頼りにもできないか・・・

グレッグ「危険を冒す必要もないだろう」

シェリルが先に出ようとしたのを止める

アリシアとアンジェラに前に出てもらうように指示する

部屋をでると

扉の影からモンスターがとびかかってくる

アリシアがケリを入れて地面にたたき伏せた

アンジェラが刃のない槍で首をたたく

大きなコウモリに見えるがガーゴイルとかそんな種類かもしれない

クロード「ガーゴイルがいるのか・・・」

オリバー「やっぱりこの先は危険かもな・・・」

戻りながら話を聞いた

レベル的にここにいるメンバーではリスクが高いらしい

キメラ　（合成獣）　のたぐいは魔女か悪魔がいる可能性があるらしい

奇妙な金属の武器が何なのかわからないから不安になる

人が出入りしている気配がないから使われてはいないと思う

オリバーとクロードはそのくらいしかわからない

双子も同じくらいの知識しかないらしい

自分に至っては無知だからしたがうほかない

アンジェラのほうが経験がある

この先、知識と経験を重ねて・・・いけるだろうか？

そんなことをかが得ながら遺跡を後にした

事務所に回収した物を預ける

もう夜になっていた

クロエ「食事に行きましょうか？おいしいとこ、知ってる？」

クロード「10人か・・・まぁ、大丈夫だと思う」

どうやら、みんなでお食事らしい

飲まないようにしないと・・・