星みたいな恋をしよう〜二人を繋ぐリボン〜
大学を卒業した王塚絆(おうづかきずな)は、イギリスではなくアメリカの診療所でカウンセラーとして働くことになった。その理由は二つある。
「絆」
絆が仕事を終えて診療所を出ると、高身長の男性が待っていた。緑の目は絆を目にすると星のように輝き、華やかな顔に笑顔が浮かぶ。彼の顔を見た時、絆は会えた喜びよりも先に驚きの方が勝ってしまった。
「オスカルさん!事件の捜査がまだあるんじゃ……」
恋人のオスカル・ファクターに絆がそう言いながら駆け寄ると、オスカルに抱き締められる。腕の中に囚われ、顔を赤く染める絆にオスカルは言った。
「事件はもう解決したよ。絆のプロファイリングのおかげでね」
オスカルはそう笑顔で言った後、目を閉じて絆に顔を近付ける。慌てて絆はオスカルの口を手で塞いだ。
「ダメです!ここはあたしの職場に近いんですから!誰かに見られちゃったら……」
もしも明日、「診療所の前でキスしてたでしょ?」と揶揄われてしまったらまともに仕事にならない。絆がさらに顔を真っ赤にさせながら訴えると、オスカルは絆を離した。
「絆」
絆が仕事を終えて診療所を出ると、高身長の男性が待っていた。緑の目は絆を目にすると星のように輝き、華やかな顔に笑顔が浮かぶ。彼の顔を見た時、絆は会えた喜びよりも先に驚きの方が勝ってしまった。
「オスカルさん!事件の捜査がまだあるんじゃ……」
恋人のオスカル・ファクターに絆がそう言いながら駆け寄ると、オスカルに抱き締められる。腕の中に囚われ、顔を赤く染める絆にオスカルは言った。
「事件はもう解決したよ。絆のプロファイリングのおかげでね」
オスカルはそう笑顔で言った後、目を閉じて絆に顔を近付ける。慌てて絆はオスカルの口を手で塞いだ。
「ダメです!ここはあたしの職場に近いんですから!誰かに見られちゃったら……」
もしも明日、「診療所の前でキスしてたでしょ?」と揶揄われてしまったらまともに仕事にならない。絆がさらに顔を真っ赤にさせながら訴えると、オスカルは絆を離した。