モノクロの世界で、君が手を差しのべてくれたから
「……ん? 俺、何か変なことでも言った?」
「ううん、言ってないよ。……でも、成瀬くんって意外とモテるでしょ? 何だかんだいって」
「う~ん、でも……好きな子以外にモテても意味ないよ」
そう言って、私の頭をポンと一回だけ撫でてきた。
(そういう返しはズルいよ……!)
さっき、ふたりで話していたときに、成瀬くんのことをもっと知りたいって思ったけど、その気持ちが一段と増した。
成瀬くんは正直な人なんだと思う。少々包み隠してほしい気もするけど。
きっと彼のチャラさは、照れ隠しも含めたものなんじゃないかな。
そんな成瀬くんのこと、これから色々知っていって……好きになれたらいいなと思う。
そして、自分のことも、もっともっと好きになっていこう。
自分のことを好きになれない人を、周りが好きでいてくれるわけないもんね。
「ううん、言ってないよ。……でも、成瀬くんって意外とモテるでしょ? 何だかんだいって」
「う~ん、でも……好きな子以外にモテても意味ないよ」
そう言って、私の頭をポンと一回だけ撫でてきた。
(そういう返しはズルいよ……!)
さっき、ふたりで話していたときに、成瀬くんのことをもっと知りたいって思ったけど、その気持ちが一段と増した。
成瀬くんは正直な人なんだと思う。少々包み隠してほしい気もするけど。
きっと彼のチャラさは、照れ隠しも含めたものなんじゃないかな。
そんな成瀬くんのこと、これから色々知っていって……好きになれたらいいなと思う。
そして、自分のことも、もっともっと好きになっていこう。
自分のことを好きになれない人を、周りが好きでいてくれるわけないもんね。