生徒会長と秘密の関係
3章 ふたりの決意
待ち合わせ
頷いた音瀬を見て
森宮「明日、私服で9時に畑中公園前」
森宮はその言葉を残していなくなった。
伊丹のことも見逃したのだろうか。
店内の様子を見る事もなく立ち去った。
○翌日
9時。
ミナは約束の公園に来たものの森宮の姿が見当たらない。
ミナ(あんなやつが、遅刻なんてする訳ないだろうし
結局、嘘。
騙されたってことか。
生徒会長のストレス発散にでも使われたんだな)
ひとりでいることなんて、慣れたくなくても慣れていたくせに、寂しいなんて思う真白。