生徒会長と秘密の関係
ひとり
屋上から中庭を眺める。
と言ってもこの屋上は校舎の一角にあり、本当に校舎の最上階というわけではない。
黒い髪は胸あたりまであり気品な雰囲気を持つ高校3年生。
【音瀬ミナ】
昼休みの中庭は人が屯っていて、嫌いだ。
だから扉を開けて、立ち入り禁止という名の
1人になれる場にミナは時々来る。
だったはず…
音瀬「生徒会長が何故ここに?
バレたら大変なことになるのでは?」
森宮「あなたの行動が校則に沿っていないため、忠告にまいりました。」