生徒会長と秘密の関係
嬉しいこと
斗亜「海が近くにあるらしいからそこと
あと、食べ歩きができるとこがあるからそこと
それから、牧場!牛とかがいるみたい
あと…」
この2週間の予定を話す斗亜。
ワクワクした少年みたいに笑う。
ミナ(考えてくれたんだ。
調べてくれたんだ。
私が隣にいることを想定して。)
斗亜「なに?動物苦手?」
自分に時間を使ってくれたことが嬉しくてミナはこの人の前で、何回目かの涙を流した。
音瀬「いや、来るときにテニスコートがあったからそこにも行きたいなって」
斗亜「なんで、テニスで泣くんだよ」
正面のソファーにいた斗亜はミナの横に座り、また話しはじめた。
ミナ(全部、わかってるんだろうな。
私の気持ち。私の涙のわけ。
そのときに私がして欲しい事も。)