生徒会長と秘密の関係
くだらなくても
しかしテニスコートは乾いておらず、そして2人の足の筋肉痛が加わって、とてもじゃないがテニスをできる状態ではなかった。
斗亜「ん、日向ぼっこしよ」
テニスコートの端にあったベンチを指差して歩き出す斗亜。
ミナも賛同するように斗亜の後ろをスキップしてついて行く。
昨日見た、斗亜の背中とは全く違っている。
斗亜の表情や雰囲気、ミナの想いも全てが雨で流されたように、昨日とは違っていた。
テニスコートに2人の並んだ影がうつる。
ミナはその影を撮影した。
ミナ「見て、鳩」
それから、影遊びをして見せた。
それを次は斗亜が撮影。