生徒会長と秘密の関係

綺麗なもの


花火を片付け終わった斗亜は

斗亜「ミナ、星が綺麗だよ」

そう言って、砂浜に寝っ転がった。



ミナは顔を上に向けて星を見ようとしたが、斗亜が少し前に座っているミナの背中をツンツンして“横に来て"というように目配せをした。

斗亜の横に寝っ転がるミナ。


手が触れそうな距離にあること、互いに気付いてるのに触れることはない。

もどかしいこの距離が2人を輝かせた。




ミナ「今日は綺麗なものがたくさん見れたね」

ミナは星空を見ながら言った。


斗亜は横にいるミナを見ながら同感した。

斗亜「うん、すごく綺麗」

< 64 / 79 >

この作品をシェア

pagetop