クールな冬野くんと聖なる夜にナイショのおしごと
わたしには不安なことが1つあった。
「…わたし、夜遅くまで起きていたことがなくて。途中で寝ちゃうんじゃないかって心配で…」
いつも夜の10時には寝ているわたし。
だから、夜通しプレゼントを配るなんて…眠気に耐えられるか不安だ。
「それなら大丈夫」
心配そうな表情を浮かべるわたしとは違って、冬野くんはニッと笑ってみせた。
「その帽子を被っておけば眠くならないから」
「え?帽子?」
帽子って、この…サンタさんの帽子?
実は、サンタクロースの仕事をするのに、絶対に欠かせない七つ道具がある。
その内の1つが、この帽子なんだそう。
七つ道具その1『夜ふかし帽子』
特別な生地で作られている赤色の帽子。被っていると眠くなることはなく、夜通しプレゼントを配ることができる。
「…わたし、夜遅くまで起きていたことがなくて。途中で寝ちゃうんじゃないかって心配で…」
いつも夜の10時には寝ているわたし。
だから、夜通しプレゼントを配るなんて…眠気に耐えられるか不安だ。
「それなら大丈夫」
心配そうな表情を浮かべるわたしとは違って、冬野くんはニッと笑ってみせた。
「その帽子を被っておけば眠くならないから」
「え?帽子?」
帽子って、この…サンタさんの帽子?
実は、サンタクロースの仕事をするのに、絶対に欠かせない七つ道具がある。
その内の1つが、この帽子なんだそう。
七つ道具その1『夜ふかし帽子』
特別な生地で作られている赤色の帽子。被っていると眠くなることはなく、夜通しプレゼントを配ることができる。