王子と魔王の溺愛対決 キュン死注意報・発令中


「嫌がられると思ったけど、良かったぁ」



ホッとしてる顔も……可愛すぎだって///



「さっき界魔君が言ってくれたでしょ?」


「ん?」


「甘えていいっって。 だから勇気を出してお願いしてみたんだ」


「気なんか使うなよ。言ったろ? 俺様に頼れって」


「界魔君って本当に、頼りがいがあるね」



オマエの笑顔、どんだけバリエーションがあるんだよ。


両手を心臓に当て、微笑んでいるだけでも天使って。


人間界に来て、マジで良かったぁ~



「クラスのみんなに伝えとくね。文化祭のメルヘン喫茶で、界魔君が王子様になりきってくれるって」


「ああ、任せておけ!」


「はいこれ」



渡された紙袋の中に入っているのって、俺の制服?

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