嘘日記掲示板には君の本当(命)が詰まっている。

「初日2目の朝から保健室にくる生徒がいるとわねぇ~驚きだよ先生」

結構…おじさんだ、、、でも優しそうな顔つきだなぁ。

「どんな所かなぁ~って…
授業始まるまでいて良いですか?」

そう…保健室がいつでも入れるように慣れさせとかなきゃね、
あまり休まずに行けるように!

「名前は?
俺の名前は新島ハジメ…週に2回ある保健の先生だ、、よろしく。」

「よろしくお願いいたします!
私の名前は森田シズエです!!!」

私はくるりと回り、元気一杯に礼をした!、、第一印象は大事大事
だからといって初めから無理して自分から離れすぎても後が辛い、、、
難しいよねぇ~。

「おぉ~~トゲトゲのパンクな下着だねぇ~
膣の所はトゲトゲついてないの?」

「ハイ!」

「い~~形したパンツだ笑笑
下地は固いの?…なんつって、、、こんな質問しちゃダメだね、ハッハは」

"先生"に気に入られた?!

よしよし!親しみやすいし…何か、、、"お父さん"がいたら、こんな感じなのかなっ…
良い先生だなぁ~

「えぇ~~良いですよぉ~そんなん聞いてもぉ~」

「このトゲトゲがついてる子宮所は固いんですけどぉ~膣からお尻の生地はすべすべでっす!!
凄いっすよねぇ~~
着てるだけでイキそうになりますよ笑笑なんちゃって…」

この時…私は調子に乗りすぎたのかな…

先生 と 生徒 っていう名前に男女なんてないと思っていた、、、


弁えるという大切さ… 先生という名前を越してくる男女という生命体… 


こんなにも学校が苦痛になるなんて、、、この時私は…分からなかった。

ただ、私を知ってくれる先生という存在を望んだ私、、、



でも……… でも、、、 、、、

    苦痛になり始めた時…私を救ってくれそうな人を見つけたんだ、、、

"この人にしようって"…

その人に会うまで、、、あと少し。


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