契り恋
今日の目的は少し都会の大型ショッピングモール。



2人で手を繋いで駅に向かうだけで、世界は一段と輝いて見えた。



「そういえば、母さんがそろそろ朱那の顔見たいってさ」



「ちえさん!最近あってなかった…私も会いたい」



あんな事があったに会ってもいいのかわからないけれど、彼女が私を呼んでいるのならまだ私はあの家に立ち入ることを拒まれていないということだろう。


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