Kahlua Milk 〜Hiding Gray 君の瞳に隠されて〜

☆出会い

かわいい系の顔立ちで、ふわふわの茶髪
クリっとした大きな目
ハーフ?

パッと見特にイケメンとは言わないけど、まぁ普通?くらい
でも、なぜか独特なオーラを持っていた


「ねえ!君何年生?」
「…1年…」


これが、君と私の初めての会話だった


インカレにも関わらず、何度かそのサークルに参加していた私は幹部と仲良いのもあって、メンバーの中でもなんだかんだ目立つ存在だった

人見知りなんてしないし、みんなと仲良くなりたいから、みんなに話しかける

最初はその中の1人として、話しかけただけ


お店に入って、同じ1年であるケイとの会話で盛り上がってる彼は、楽しそうに笑っている


でも、チラッと見えた彼の瞳

その目の奥で、なんか悲しいような…辛いささ感情に耐えてるように見えるのは、気のせいかな…?

***

明るい日差し…
あの後、私たちは5人で二次会をした

あのかわいい系の男子の名前は、

『ユウ』
ハーフかと思ったけど、福岡出身の日本人だった

ユウ、アヤ、ケイ、サクヤ、私は皆同い年ってこともあってすぐに打ち解けた
たくさん話して、笑って、飲んで

新たなLINEグループを作って、また遊ぼうって約束を交わした

そしてその同じ夜に…私とユウの間に小さな秘密ができた
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