Kahlua Milk 〜Hiding Gray 君の瞳に隠されて〜
合流して、ヒッチハイクで富士急のカウントダウン
そこからまたヒッチハイクで日の出の場所である河口湖へ向かう
全てユウのプラン
私はついて行くだけだけど、ユウと行動できることが楽しくて、嬉しくて、ドキドキした
ちなみに心配性は親には新幹線でいくと嘘をついてきた
流石に大学生の娘と男の子2人でヒッチハイクなんて危険すぎると反対するから


ユウは…私がいて迷惑じゃないかな?
行動しづらくなってない?

そんな不安もよぎったけど

『一緒にきてくれるだけで嬉しいよ』

そんなユウの言葉に、私は応えたいと思った
同時にときめいてしまったのは、内緒だ

この夜、何個の初めてがあっただろうか


数々のヒッチハイク、人気のカウントダウン、赤の他人のお宅でのご飯、初詣
湖での新たな出会い、焚き火挑戦
大袈裟じゃない、本気で死ぬと思った寒さ

この旅の先には、何があるのかな
そして君はどんな思いで、この旅を私と共にしているのだろう
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