【短】Small-Love
周りの男どもはもちろん唖然。



まぐれかよ・・・。



ってか都と同じチームでよかった。



敵に回すと怖いし・・・。



「彰、お前パスミスしたろ?」



いつの間にか奏斗が隣にいる。



「あぁ、バレた?」



「あたり前だ、下手くそ。」



周りが気付いてないんだし、
別に弁解の必要もない。



点数が入った時点で終わりという
きまりの試合だったので
試合はこれで終了。



「彰ッ、さっきパス凄かったね!」



そう言って駆け寄ってきたのは詩音。



「そ?ありがと。」



詩音は大きく頷いてニコッと笑った。



やば・・、
可愛すぎるって・・・。



俺の顔きっと真っ赤。



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