【短】Small-Love
結局レクサッカーは都がMVP。



都は昴ちゃんから
スポーツドリンクを貰った。



さすがスポーツ科って感じ。



教室に戻る途中、
また詩音が俺に駆け寄ってきた。



後ろから腰をツンと突いて、



「彰、カッコよかったよ。」



なんて甘い言葉をかけてくれる。



俺がじっと見つめたら、
顔を下に向けて照れている。



またそんな仕草も
可愛いなんて思ってしまう俺。



相当ベタ惚れしてんな。



いつまでも顔を上げない詩音に、
俺はどうしようかと考えた。



さっき詩音がしたように
俺は詩音の鼻をツンと突いた。



そっと顔を上げた詩音に、
俺はべっと舌を出してやった。



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