【短】Small-Love
南第一が今日の相手。



中学時代の仲間が2人そこに通っている。



久しぶりの再会でもある。



俺らの到着から15分ほど経った時、
南第一のバスが停まった。



そこから出てきたのは
元チームメイトの2人。



俺に気付いて2人は手を振った。



「彰、奏斗静か過ぎないか?」



勇が静かな奏斗を心配する。



「・・寂しいんじゃね?」



女とかコイツいなそーだし。



多分、片思い。



まぁ、俺も人の事言えないけど。



俺はこの間気付いたんだ。



コイツの寮の部屋に
飾ってある写真に写る女に。



キリリと凛とした表情で
同じ学校の制服を纏った女。



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