【短】Small-Love
*
このままいけば俺の勝ちだ。
勇、お前は俺に勝てねぇよ。
「奏斗ッ、パスッ!!」
オフェンス組の俺等は前へとつめる。
あと残り1分。
逆サイドには奏斗がいる。
決めてくれる、そう思った。
今、2対0。
あと1点入れたい。
キーパーまであと数メートル。
残すはキーパーを抜くだけ。
「行けッッ、奏斗――ッ!!」
ベンチからその大声が飛んだ瞬間。
奏斗は強く蹴る姿勢に入った。
しかし奏斗は逆を突いて、
ポワンとボールを浮かせた。
「彰っっ!!」
そして俺は押しのヘディングをした。
このままいけば俺の勝ちだ。
勇、お前は俺に勝てねぇよ。
「奏斗ッ、パスッ!!」
オフェンス組の俺等は前へとつめる。
あと残り1分。
逆サイドには奏斗がいる。
決めてくれる、そう思った。
今、2対0。
あと1点入れたい。
キーパーまであと数メートル。
残すはキーパーを抜くだけ。
「行けッッ、奏斗――ッ!!」
ベンチからその大声が飛んだ瞬間。
奏斗は強く蹴る姿勢に入った。
しかし奏斗は逆を突いて、
ポワンとボールを浮かせた。
「彰っっ!!」
そして俺は押しのヘディングをした。