【短】Small-Love
◇FOURTH
「キャプテン、勇と俺、
 どっちが活躍してましたか!?」



俺と勇でキャプテンに詰め寄る。



「え・・急に聞かれても・・・。」



「お前ら賭けなんてしてたの?」



奏斗は呆れ顔で言う。



「あっ!!」



キャプテンが思いついたようだ。



「いいな、言うぞ?」



「「言って下さい!」」



勇とハモっちっまたよ・・・。



「そりゃぁ、奏斗だろ?」



奏斗は通行人B役だったのに
いつの間にか物語の主人公。



「最後のフェイントパスはな~。」



勇と目を合わせる。



「ッてことは両方負けか!!」



奏斗が楽しそうに仲介に入った。



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