【短】Small-Love
ふぁぁーとまた朝と同じ光景。



「んだよ、眠いなら寝ろ!」



勇が親父みたいな欠伸をまたする。



「奏斗、どこ行く?」



「あーっと、とりあえず駅?」



「ん、了解。駅な・・・。」



俺も眠いし眠ろうか・・・。



「よぉ――――っし!!」



マイクを使って大声を出すなぁ!



キンキン・・



耳が痛いぜ・・・。



「毎年恒例1年生恋愛代暴露大会!!」



織部部長のテンションがおかしい。



1年生は次々とマイクを向けられる。



窓側の奏斗は外を眺めていた。



「ハイ、次!彰とー・・隣ッ!!」



とうとう俺らの番だ・・・。



ここは仕方ねぇなぁ・・・。



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