【短】Small-Love
「おはよ―――っ。」



凄いビッグな声とともに現れたのは
高校生という年齢ではなかった。




と、考えると担任か・・・。




がッがッとこれまた大きな音を立て
チョークを削りながら黒板に名前を表す。



『山口 昴(ヤマグチスバル)・体育担当』



体育の教師というと暑苦しいイメージ、
しかしなんとも爽やかな感じだった。



早速カッコイイ系女子に絡まれている。



しかも早速あだ名決定。



『昴ちゃん』なんて、単純だろ?



「楽しくなりそうだね!」



「あぁ、うっさそうだけどな。」



ただ・・・、
うるさくても
詩音が隣ならいいかと思った。



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