すべてを忘れる前に
待ち合わせ場所に行くと朝早いということもあり、明らかに人待ちしてる人は一人しかいなくわかりやすかった

「快?」

「愛・・・か?」

快は私の顔を見て固まっていた

そんなに可愛くなかったかな・・・

「やっぱり、辞める?」

嫌なら嫌とハッキリ言ってくれ

「ごめん・・・か、可愛すぎて」

?????

暑さでやられてるのかな?

「行こうか」

私は頷くと黙って付いていった

「ここ」

そう通された場所はセキュリティ付きのマンションだった
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