すべてを忘れる前に
「ああ、もう!!辞めて!暑いから!!!!」

はあ・・・。私は人を好きになってはいけない

なのに、快といると、かずくんといた時のように顔が熱くなる

いけないんだ

「ん?誰の携帯?」

言われるまで気づかなかった

私の携帯が鳴っていた

画面には父親の名前

無視しておこう

「出なくていいのか?」

「大丈夫!」

一度電話来たってことは、五分後くらいにまた来るだろう

音楽ならないようにしておこう
< 36 / 75 >

この作品をシェア

pagetop