すべてを忘れる前に
私が真剣な面持ちになると、梓も不機嫌ムードから真剣な面持ちに代わる

VIPルームの入り口には、すごく弱そうな見た目の黒服がいた

その黒服に一言掛けるとVIPルームにいた全員が出ていった

正確には、追い出した

VIPルームを通り越して私たちは、隠し部屋に入った

「・・・で?どうだった」

「最近、半グレが増えてきて、この街で警察沙汰をおこしてる奴らまでいる」

半グレか、夏休み期間となると、気持ちが大きくなり、デビューする奴らは少なくない
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