すべてを忘れる前に
「バイク持っていないから」

「俺の後ろに乗れよ」

「乗ってもいいの?」

「ああ」と答えてくれえたから、後ろに乗せてもらうことにした

楓の後ろは、乗りやすくて居心地がよかった

しばらく乗っていると夜景がよく見える高台についた

「俺ここに来るの好きなんだ。いつ来ても誰もいないから、気使うこともないし、綺麗だろ。ここから見る夜景」

ここから見る夜景は一つ一つの明かりが眩しく嘘偽りないように輝いていた
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