すべてを忘れる前に
「快は、不眠症で快にとって一緒に居て落ち着いたり、居心地がいい人が隣にいないと眠れないの」

私の隣で眠りについたということは、快にとって私はそういう存在ということになるのか

「余計なこと言うな。愛、行くぞ」

行くぞってどこに

腕を引っ張られついて行くと、快の部屋と思われるところだった

「あ、愛。そこの部屋、私たち入れないから~」

どこか面白そうに話す麻衣

私は・・・自由を選んで世界だったのだと今は思う
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