すべてを忘れる前に
「わかった」

「不安にさせてごめんな」

私は優しく梓の頭を撫でた

その時、梓の携帯がなった

スピーカーにする梓

電話相手は、桃華か宏太だろう

「もしもし、実は輝龍の奴らが俺らと組みたいって言ってるんだけど、どうしたらいい?」

宏太だった

輝龍には、この短期間でお世話になったし、付き合っている以上いつかはバレるだろう

「いいよ。ただし、詳しい話は輝龍のアジトでしよう」

「了解」
< 66 / 75 >

この作品をシェア

pagetop