私の人生を変えてくれた人 ~もし君が生きてたら~ 前編
「実は……………俺の兄が特別支援学校の先生でして………4年前から盲学校に勤めてます
それで香音の担任になった時に見え方についても相談したりしていたので」
「そうだったんですね………知りませんでした」
「香音の担任するってなった時に何をすればいいのか分からず…………兄に聞きながら試行錯誤してました
香音に聞いても大丈夫って言われるので……」
「アハハ………まぁそうですね
香音、困ってても自分でどうにかしますからね………」
「そうなんですよね
それが良いところでとあるんですが………
まぁそんな感じで少しは知ってます
盲学校に進学するとなったら学校を見に行ってみたらいいと思います」
「そうですね
さすがにそろそろ………相談しないとですね」
「焦らなくていいと思いますよ
焦ってもいいことないですから
香音のペースに合わせて」
「下山先生…香音のペースでやってきます…!
香音が落ち着いたら話します!」
「そうしましょう!」
それからも香音の話をしたりして過ごした