私の人生を変えてくれた人 ～もし君が生きてたら～ 前編

家

～香音目線～



はぁ………勢いで出てきちゃったけどどうしようかな………


帰るって言ったけど……お父さんに会いたくない


でも………外にいるのが怖い………



お兄ちゃんのところ……行ってみようかな………




お兄ちゃんは大学の近くで一人暮らしを始めた


家に帰るよりもお兄ちゃんのところの方が近い…………らしい


まだ行ったことはないけど………地図見れば着くよね…！

そしてお兄ちゃんのところへ向かった



















































ピーンポーン


…………………

お兄ちゃんの家に着いてインターホンを押したけど…………



やっぱりいないよね…………


大学行ってるんだよね……



そして私はドアの前に座りこんだ





はぁ……………それにしても………暑いな………



お兄ちゃん………いつ帰ってくるんだろ…………








そして気がつくと眠ってしまった