私の人生を変えてくれた人 ~もし君が生きてたら~ 前編
次の日
「…………行ってきます」
「行ってらっしゃい!」
パタン
はぁ…………
ついに頭も撫でてくれなくなった………
いつも撫でてくれるのに………
雄斗笑わなくなったし………
私何かしちゃったのかな…………
まぁいいや
とりあえず自分の家に帰ろう!
たまには外に出ないとだしね!
お父さんと雄斗に家に帰ると連絡し家に向かった
ふぅ………やっと着いた!
それにしても暑い…………
暑すぎる!
クーラーをつけ家の中でゴロゴロしながら過ごした
夕方になりお父さんが帰ってきた
「ただいま」
「おかえり!
早かったね」
「まぁ………香音が帰ってくるって言ってたから」
「あっ……別にいつも通りで良かったんだよ?」
「香音は気にすんな
それに渡したい物もあったしな」
「何?」
「持ってくるから待ってろ」
そして奥の部屋に消えていった