私の人生を変えてくれた人 ~もし君が生きてたら~ 前編
家
「はい!」
「んじゃ、そういうことで
他に言いたいことある?」
「ないです!」
「そっか
じゃあ気を付けて帰れよ
雄斗に甘やかしてもらえー」
「………っ!
一言余計です!」
「はいはい
さよーなら」
「さようなら!」
そして私は雄斗の家に帰った
家に帰るとさすがにまだ雄斗は帰ってきてなかった
まっ、もう少しで帰ってくるよね!
それまで勉強しとこ!
テストあるし
そして勉強を始めた
フワッ
「…………………っ」
………あっ……
ヤバい…………寝ちゃってた…………
「香音…?
大丈夫か?」
「あっ………雄斗……いつの間に………」
「今帰ってきたところ
…………疲れてるならベッドで寝な?」
そして良く見ると私の体にはブランケットがかけられていた
「大丈夫だよ
あとこれ………ありがとう」
「ううん………逆に起こしちゃった」