私の人生を変えてくれた人 ~もし君が生きてたら~ 前編
「……………寝たら?」
「そうしたいよ?
でも香音がいないと寝れない」
「……………いなくても寝れるでしょ」
「寝れないよ
香音が心配で寝れない」
「…………放っといてよ」
「無理
放っといたら香音が無理するの分かってるから」
「……………」
「ほら、寝よう?
香音の言い分は後でたくさん聞いてあげるから」
「…………………………」
「………ごめんな」
そう言って香音のことを抱き上げた
香音も………疲れてるのか抵抗しなかった
もう……疲れてるなら寝ろよ………
時間は3時半になっていた
はぁ………これで香音は大丈夫なのかよ………
香音は寝室につく前に俺の腕の中で眠りに入っていた
香音………おやすみ
そして俺も眠りにはいった