私の人生を変えてくれた人 ~もし君が生きてたら~ 前編
~奏斗目線~
プルルルル
職員室で仕事をしていると突如、内線がかかってきた
それを近くにいた先生が出る
でも、要件があるのは渡辺先生だったようで渡辺先生がかわった
そして俺に声をかけてきた
「下山先生!
香音さんが倒れたって………保健室でパニックを………」
「行きましょう…!」
急いで渡辺先生と保健室に向かった
コンコン
「失礼します!」
「あっ、渡辺先生!
下山先生も!」
「香音さんは?」
「あそこに…………」
そういわれた方を見てみると確かに香音がいた
渡辺先生と近くに行った
「香音さん?
大丈夫?」
「………ハァハァハァハァハァハァ………ハァハァハァハァハァ」
「香音?
どうした?
何かあった?」
「………ハァハァハァハァハァハァ……ハァハァハァハァ……ゆう……ハァハァハァハァハァ……と…?……ハァハァハァハァハァハァハァ」
「あー………ごめん
違うよ………奏斗だ………」
「………ハァハァハァハァハァハァハァ………ゆう……と………ハァハァハァハァハァハァハァ………」
「香音…………渡辺先生……すみません
香音と二人にしてもらえますか?」
「えぇ……分かりました」
そしてベッドの周りのカーテンをしめてくれた